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神経痛とは、身体の色々な部分の末梢神経が刺激されることで起こる痛みのことをいいます。手足や関節の部分に起こりやすく、針で刺したような強い痛みがあることが特徴です。神経痛には、末梢神経が傷む箇所によって種類があります。
太ももからお尻の部分の後ろ側に痛みが出る「坐骨神経痛」では、椎間板ヘルニアが原因のことがほとんどです。坐骨神経根がヘルニアに触れ、腰を動かすとそのたびに痛みを感じます。背中から胸にかけて痛みがあるのは、「肋間神経痛」です。椎間板ヘルニアや身体の歪み、事故の後遺症などによって肋骨の間にある肋間神経が刺激されて痛みがでます。
顔面に痛みがでるのは、「三叉神経痛」です。顔面の痛みや熱さなどを伝える三叉神経が刺激されて、痛みが起こります。三叉神経痛は、原因不明の場合が多いです。ストレスや疲労による自律神経の乱れが原因になることや稀に脳腫瘍などの脳の疾患が影響する場合があります。
神経痛の痛みはリウマチに似ているといわれていますが、骨が変形してしまうリウマチと違い、神経痛の場合は骨が変形しません。神経痛は問診や触診のほか、MRIやCT検査などの画像検査も併用して総合的に判断します。まずは傷みの原因を取り除くために投薬や神経ブロック注射などを行い、痛みを抑えるのが神経痛の治療です。
リハビリがおこなわれ、治療期間も長期になってしまうことが多くなります。また、症状によっては手術をする場合もあるのです。神経痛は早く診断することで、治療をスムーズにおこなうことが可能です。痛みを感じる方は、早めにEKIクリニックを受診することをおすすめします。